乾燥器CVシリーズ

まだ自然乾燥のままですか!?

常温から高温まで温度調整自在のCVシリーズがあればあらゆる作業で加熱乾燥のメリットを実感できます!

庫内全域を均一にムラなく加熱でき、常温から230℃の高温まで緻密な温度管理が可能で、高性能ヒーターによる温風循環加熱で直火を使わないから可燃性溶剤の乾燥も安心です。
ウレタン&高温焼き付け塗料の乾燥、熱可塑性樹脂の成形、熱硬化性樹脂の硬化など正確な温度設定とタイマー機能により補修やカスタム、量産から単品製作まであらゆる作業に役立つ高機能型の焼付乾燥器です。

開発ストーリー

私たちが温風循環式乾燥器を自社開発するきっかけとなったのは、モータースポーツやオートモーティブ業界で高い評価を得ている高機能塗料、アメリカKG社のガンコートの取り扱いを始めたことでした。
ガンコートは170℃で1時間以上焼付乾燥を行うことでに本来の塗膜性能を発揮する塗料ですが、「指定の温度で焼き付けて下さい」とだけお伝えして、その環境はユーザーの皆さんに用意していただくというスタンスで販売していました。
ところが、日本国内でガンコートの存在と機能の高さが認知されるのに連動するように、乾燥器に対するニーズの高まりをヒシヒシと感じるようになりました。
 
当初は既存商品のあっせんを考えていましたが、ボックスタイプの乾燥器は化学実験用品として販売されているものばかりで、塗装の焼き付けを前提とした製品が存在しないことを知りました。高温の加熱釜は工業用の地面据え付けタイプしかなかったのです。
せっかく日本市場ではレアなガンコートを販売するなら、使い勝手や価格など、ショップレベルの予算で導入できる設備も提供したい。そうした製品が存在しないなら、自分たちで作るしかないとなり、2006年に最初のCV-600(現在はCV-600 Plusにアップグレード)を完成させました。
 
当時はバイク用のエンジンをガンコートで仕上げたいという声が多かったので、CV-600は実験用ラボの定番サイズを参考にしつつ、4気筒エンジンのシリンダーヘッドとシリンダーが入るという条件をクリアできるよう、加熱槽の幅を600mmに設計しました。また槽内全域でガンコートの乾燥に必要な170℃を安定的に得られるよう、ヒーターで加熱した空気を循環させる温風式を採用。ガス釜のように直火を使用しないことで、可燃性の溶剤を用いた塗料も安心して加熱できます。
また揮発したシンナーや溶剤を排出する開閉式の排気口も備えていますので、その点でも安心です。
緻密な温度管理が可能なPID制御システムによって、常温から230℃まで幅広い温度域で使えるのもCV-600の特長です。ガンコートや、その後取り扱いを始めたパウダーコーティングや結晶塗装など、乾燥温度が100℃を超えるような塗装専用の乾燥器であると誤解している方もいるようです。
しかしそれ以外の温度でも、例えばアクリル塗料やウレタン塗料を50℃で乾かす作業にももちろん使えます。これらの塗料は常温でも乾燥するため、プロのペインターの中にも今なお自然乾燥で済ませている方がいます。しかし、たとえ専用のペイントブースの中であっても、塗膜が硬化するまでの時間が長くかかるほどゴミやホコリが付着するリスクは高まります。
CV-600の中にも温風が循環していますが、密閉された槽内は外部の環境に左右されることがないので、乾燥中のアクシデントやリスクは激減します。
 
塗装の乾燥以外でも、アクリル板やポリスエステル樹脂、ドライカーボンなどの熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の加熱成形や医療機器メーカー、食品メーカー、義手義足などの義肢装具メーカー、シリコン成型など、私たちの想像を超える多くの業種やメーカーからの引き合いや問い合わせをいただいています。
 
CV-600で温風循環焼付乾燥器の分野に着手すると、当然の成り行きとしてサイズの大型化が求められるようになります。そこでバイク用のスイングアームやホイールを吊り下げられる、槽内幅800×高さ1000mmのCV-800WR Plus、バイクのフレームや自動車用ホイール4本が並べて入れられる槽内幅1800×高さ1200mmのCV-1800WR Plusを開発しました。これらは主としてパウダーコーティングをご利用いただいているショップやユーザーのニーズに応えたものです。
また800と1800の「WR」は、広い槽内にふたつの加熱温風を起こすことで槽内に大量の部品を詰めても温度のバラツキなく加熱できるWエア循環システムの略称で、こうしたこだわりが認められ、自動車やバイクメーカーの研究所や、自動化ラインには至らない半量産の製造現場での使用実績も豊富です。
 
最新鋭のCV-2400WR Plusは、その名称が示すとおり槽内幅2400×高さ1400mmの大容量モデルで大型車のバンパー補修時のウレタン塗装の焼きつけや看板製造時に強い味方となります。
 
作業台上に設置できるCV-600 Plusは別として、CV-800WR PlusやCV-1800WR Plus、CV-2400WR Plusはすべて工場内への床置きを前提としていますが、キャスター付きとすることで手軽に移動でき、なおかつ本体内部の床面によって工場の床面から浮いていることも、塗装品質の向上に関わるポイントとなっています。
工場で用いられるような一般的な工業用のガス式加熱乾燥釜は作業場の床面から壁を立ち上げて設置しており、釜の内部の温風は地面とツライチの床面を流れるため、大小のホコリやチリに巻き上げが避けられません。焼き付け塗装の中でも、さび止め性能が重視されるガードレールや標識のポールなどの工業製品なら、塗装表面に多少の異物が付着してもさほど問題にはなりません。
ところが塗装表面の美観が求められるバイクのフレームやホイールにおいては、ゴミやホコリの付着は大きな問題となります。塗装ブースならホコリが舞わないよう散水するのが有効ですが、加熱する釜の中では水分が蒸発するため役に立ちません。
しかしCVシリーズは地面から浮いた閉じた空間なので、地面据え付けの乾燥釜に比べて高い塗装品質を安定的に得ることが可能なのです。
 
これらプロ用&業務用温風循環焼付乾燥器に対して、ホビーユーザーに向けてはオーブントースターほどのコンパクトなCV-Juniorも用意しております。
槽内容量は20リットルで、内容物が確認できる耐熱ガラス扉を装備。槽内の上下に配置されたヒーターは、内部で金属パーツを落下した際にも損傷しないようにステンレスチューブで保護してあり、パーツのサイズや加熱状況に応じてヒーター加熱パターンを4段階に切り替えられます。また一般的なオーブントースターと違って、ダイヤル操作によって加熱温度の設定が可能なので、60℃台で加熱するウレタン塗装も170℃の高温が必要なガンコートも適切な温度で焼付乾燥が可能です。
さらにホビーユーザーこそ安心して使っていただけるよう、経済産業省が定める電気用品安全法を満たしたPSEマークも取得しております。
バイクや自動車部品のパーツ単位での塗装、模型やフィギュア製作、陶芸など幅広い分野で数多くのユーザーに愛用されているCV-Juniorは、発売以来1500台以上を売り上げた大ヒット商品です。
 
CV-Juniorから CV-2400WR Plusまで、すべてのCVシリーズは細部の仕様決定から部品選定まで私たち自身が開発に携わり、テストを行った上で製品化しています。製品の細部まで把握しておりますので、アフターサービスに関しても部品一点からすべて対応可能です。
露天乾燥に終止符を打ち、常に安定した環境で仕上がり品質の高さを追求するなら、カーベックのCVシリーズを是非ともご活用下さい。

CVシリーズの特徴と導入のメリット

CVシリーズの特徴とメリットは?

  • 焼き付けは乾燥はもちろん、「熱」で効率アップする作業全般で効果を発揮します

    ガンコートなら170℃以上で1時間
    パウダーコーティングなら180℃で1時間
    ウレタン塗装なら60℃で60分
    タンクのサビ取りなら50℃で12時間……

    すべてCVシリーズにお任せ下さい!
  • 温度設定と加熱時間は簡単にセットできます

    温度を設定してタイマーを設定すれば……

    あとは焼き上がりを待つだけ!
  • 密閉された槽内はゴミ知らず

    露天乾燥はゴミ・ブツが心配
    CVには風やホコリの影響がないから……

    品質アップとクレーム低減が両立します!

    ユーザーの声

    CV2400WR Plusを活用中のショップAさんの例
    ペイントに熱を加えて乾燥させる工程は、下塗りからトップコートまで複数のプロセスをたどる自動車の鈑金塗装で不可欠な作業です。
    一般的な板金工場ではスタンドタイプの遠赤外線乾燥装置を使用していますが、パーツとヒーターの距離による加熱ムラや加熱温度の調整は作業者頼みとなり、常に注意を払う必要があります。
    Aさんは、そうした手間を軽減し、常に安定した仕上がりを得るためにCV2400WR Plusを導入しました。
    「バンパーやサイドステップはボディから取り外して、単体で補修・塗装を行うことが多いパーツですが、ペイントブース内で塗装台に載せて補修塗装を行った後に、そのまま投入して加熱乾燥を行うことができます。
    槽内の内幅が2400mmあるので、乗用車の前後バンパーやステップなどほとんどの樹脂パーツが余裕で入るのが魅力ですね」とAさん。
    CV2400WR Plusの槽内は広大ですが、温度は全域均一でパーツの隅々まで、ムラなく決められた温度で加熱乾燥できるため、既存の遠赤外線乾燥装置に比べて乾燥状態に気を遣う手間は大幅に減ったそうです。
    「使う塗装の種類に応じた乾燥温度と乾燥時間を入力すれば、あとは槽内の温度が常に安定しているから、途中で乾燥具合をチェックする必要もなく別の仕事に集中できるのも大きなメリットです」さらに「60℃で乾燥させる際の使用電力を調べてみたら、どうしても加温時の熱が逃げる遠赤外線乾燥装置に比べて、槽内に熱を閉じ込めるCV2400WR Plusは半分以下の電力で済むのも驚きでした」とのことで、ご満足をいただけました。
  • 焼き付け中の槽内の温度分布は均一です

    槽内全域の温度を均一にするWエア循環システムを採用
    多くの部品を詰め込んでもムラなく加熱

    量産時のタクトがアップして製造効率が
    アップします!

    ユーザーの声

    CV1800WR Plusを活用中のメーカーB社の例
    モノ作りの現場では手作業以上、自動化未満という仕事が数多く存在します。その中でも効率を上げるための努力は欠かせません。
    スチール製の部品の接合面に、接着剤であるシーラーを塗布して乾燥すると工程が存在するのがB社です。運搬や後の工程のために、塗布直後にはペースト状のシーラーを乾燥させる必要がありますが、その条件は乾燥温度140℃、乾燥時間20分と厳密です。
     
    また大きな部品の周囲に塗布したシーラーを均等に乾燥させることも必要です。そうした条件を満たしながら、多くの部品を一度に乾燥できることも生産効率向上には不可欠です。 そんなB社が白羽の矢を立てたのがCV-1800WR Plusでした。
    幅1800×奥行1000×高さ1200mmの広い槽内にダブルの温風を作り出すWエア循環システムによって、槽内全域を設定温度どおりに加熱できる特徴がいかんなく発揮され、専用ラック2列で槽内が満載になる使用条件でもシーラーは均一に乾燥でき、生産効率アップを実現できました。
  • 作業内容や設置場所に応じてサイズのバリエーションは4種類
    幅広い業種とニーズに対応するサイズをご用意
    御社に最適の1台を選定できます!

CVシリーズ一覧


新開発の温風循環システムとオートチューニングPIDによる高性能乾燥機。
手軽に導入できる小型タイプから量産にも対応できる大型タイプまで、コストパフォーマンスに優れた4タイプ。 カンタン操作で高精度な温度・時間管理が可能です。

用途・使用例

焼き付け塗装・樹脂成型プレヒート・各種乾燥など、幅広くお使い頂けます。
また、用途に合わせたカスタマイズも承ります。

  • 塗料の焼付乾燥
  • パウダーコーティング焼付乾燥
  • ガンコートの焼付乾燥
  • 結晶塗料の焼付乾燥
  • その他、特殊塗料の焼付乾燥
  • 樹脂成型プレヒート
  • オートバイフレーム塗装乾燥
  • 自転車フレーム塗装乾燥
  • 自動車部品塗装乾燥
  • その他、各種乾燥

導入実績(導入会社様)

  • ヤマハ発動機(株)
  • トヨタ車体(株)
  • ダイハツ工業(株)
  • 三菱重工業(株)
  • 日立製作所(株)
  • キャノン(株)
  • 朝日インテック(株)
  • 富士フイルム(株)
  • (株)ますやみそ
  • オーヴァーレーシング
  • その他多数

導入実績(導入業種)

  • シリコン成形
  • ドライカーボン成形
  • 樹脂成形
  • 部品乾燥
  • パウダー塗装
  • 各種特殊塗装
  • 釣り具製造メーカー
  • その他
PAGETOP
Copyright © CARVEK All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.