サンドブラストシリーズ

「作業に時間がかかる」「塗装やサビがきれいに落ちない」「キャビネット内が見えない」・・・

サンドブラストにまつわるこんな不満、ありませんか?
BLASTY1000で真のブラストパフォーマンスを体感して下さい

再塗装作業の前に古い塗装を剥離したり、塗料の密着性向上に役立つサンドブラスト。 しかし性能に納得できず、不満を抱えているユーザーも多いのが現実です。
私たちはその原因を追及し、工業系ブラスト機で一般的な重力落下サイクロン式を採用しました。
切れ間なく力強く噴射する研磨剤により剥離作業時間が大幅に短縮でき、作業効率の向上に直結します。

開発ストーリー

再塗装前の塗装剥離やサビ落とし、金型のクリーニングや金属表面に柔らかな光沢を与える梨地加工など、さまざまな表面処理加工に活用されているサンドブラスト。カーベックでは2012年にBLASTY1000と名付けたオリジナルサンドブラスト機を開発しました。
ガンコートやパウダーコーティングなどの塗装関連商品を取り扱う中で、私たちの想像以上にパーツの下地作りに悩みや不満を抱えているショップが多かったというのが動機でした。
確かに塗装やレストアを行うショップを訪問すると、しばしば作業場の隅やあるいは屋外に放置されているキャビネット見かけることがありました。せっかく導入したのにあまり活用していない理由を尋ねると、まず第一に「思った以上に作業時間が掛かる」「キャビネット内が砂嵐のようでパーツが見えない」「研磨剤がこぼれて作業スペースが汚れる」という不満が聞こえてきました。
 
コンプレッサーの高圧空気によって、アルミナなどの研磨材=メディアを高速で噴射し、パーツ表面の塗装やサビを取り除くサンドブラストは昔から知られており、そのための道具であるサンドブラストキャビネットもDIYユーザー向けの商品を比較的安価で購入することができます。その一方で、性能面では折り紙付きの工業系ブラスト機器となると価格が一挙に高価になるという問題がありました。
BLASTY1000の開発以前、私たちも専門メーカーの機械を購入しましたが、その価格にはとても驚いたものです。そこで、DIYと工業系の間に存在する大きなギャップを埋める製品を開発しようと決意しました。
 
サンドブラストは、コンプレッサーの高圧エアとメディアの混合方法の違いにより
1・吸い上げ式
2・直圧式
3・重力落下式
の3タイプに分類できます。
 
1の吸い上げ式はDIY系の卓上タイプからショップに設置する大型タイプまで、多くのユーザーが使用しているもので、四角錐状のキャビネットの底に溜まったメディアとブラストガンをホースやパイプでつながっています。そしてブラストガンに高圧のエアを通す際に、ガンの内部に発生する負圧によってメディアが吸い上げられて噴射するという仕組みです。
噴射したメディアはキャビネットの底に落ちて再び吸い上げられるため、原理的にはブラスト作業を連続的に行うことができます。しかし、メディアを狙い通り噴射できるか否かは、ガンの構造やコンプレッサーのエア頼みという側面があります。メディアを供給するパイプがキャビネットの底にあっても、パイプの近くにメディアが存在しなければ吸い上げることはできません。
また微細な粉末状のメディアが堆積して流動性が低下することで、やはりパイプから吸われにくくなることもあります。こうした要因によって、吸い上げ式ブラストでは、メディアが出たり出なかったりする間けつ吐出がしばしば発生します。
ホースやパイプの形状を工夫することでそうした症状を改善できる場合もありますが、基本的な特性は変わりません。
 
2の直圧式は、メディアを入れた密閉式の容器自体にコンプレッサーの圧力を加えることで、メディアをむらなく確実に噴射できるようにしたブラストです。
強力な研削力が期待できることから工業界を中心に利用されていますが、メディアを入れた容器を加圧するため、吸い上げ式のような連続使用はできません。容器内のメディアを使い切ったら作業を中断して、ブラストキャビネットの下部に溜まったメディアを回収して容器内に戻さなくてはならないのです。
また強制的にメディアを噴射することで研削力が強いのが特長ですが、メディア自体の摩耗や消耗が早く、デリケートな素材に使いづらいという面もあります。
 
それぞれの特性を踏まえた上で、私たちは3の重力落下式を採用しました。
キャビネット上部のタンクにメディアを溜めて、重力によって自ら落下する力を利用しながらガンまで導きながら高圧のエアを送ることで、メディアが途切れることなく連続的に噴射することができるのが最大の特長です。直圧式のように容器を加圧するためのエアは不要ですし、吸い上げ式のようにエアの一部を横取りされる事もありません。つまりコンプレッサーのエアをメディアの噴射に有効に活用できるというわけです。
噴射されたメディアはパーツから剥離した塗膜やサビ、ゴミとともにキャビネットの底に溜まりますが、これらは強力なブロアモーターによって吸い上げられて再びキャビネット上部のタンクに戻ります。この環流システムの途中にサイクロン集塵機能を組み込むことで、質量の軽い塗装片やサビの粉と質量の重いメディアが自動的に選別され、余計なゴミが混ざっていないメディアによりパーツを汚すことがなく、効率の良いブラスト作業が可能になっています。
工業系のブラスト機には集塵機を備えた製品がありますが、キャビネットと別体となるためシステム全体が大きくなり設置場所の確保が大変です。しかし私たちのBLASTY1000は集塵機をキャビネット本体背面に組み込んだ一体型として省スペース性を追求し、さらに据え置き型の製品が多い中でキャスターを装備することで、限られた作業エリアでも優れた使い勝手を発揮します。
 
キャビネット内に舞い上がる、メディアとゴミやほこりが混ざった粉じんをブロアモーターが強制的に吸い出すことで、ブラスト作業中のキャビネット内の視界が驚異的にクリアなのもBLASTY1000の大きな魅力です。
 
さらに画期的な発想によって実現した本体左右のボックス扉によって、キャビネットの基本骨格は同一ながら2タイプのサイズを用意しているのもBLASTY1000の大きな特長です。キャビネットの内幅は標準タイプが1000mmで、ボックス扉タイプを選択すれば大型バイクのフレームが余裕で入る2000mmまで拡張します。
キャビネット内部での自由度が高いため、ヘッドパイプやシートレールエンドといったフレーム端部のブラスト作業も目の前で行うことができます。
大は小を兼ねるという言葉通り、販売台数の90%はボックス扉タイプが選ばれています。標準モデルを購入した後で、もう少し幅の広いパーツをブラストしたいという気持ちになっても、本体部分の構造や寸法は同一なので、後からボックス扉のみを購入すれば拡張可能です。この点も、既存のブラストキャビネットにはない唯一無二の個性であり特長です。
 
サンドブラストにとって最も重要な研削力については、バイクショップや鈑金塗装業やホイール修正ショップなど、BLASTY1000を導入したすべての皆さんから非常に高い評価をいただいています。
先に説明したように、重力落下式と吸い上げ式では基本的な性能、ブラスト効率が圧倒的に違うのです。ひとつの作業を行う際の所要時間が短縮でき、頑固な塗膜やサビが根こそぎ除去できる能力の高さは仕事の能率を大幅にアップし、結果的に仕事のクオリティ向上に大きく寄与しています。
その上、同等の性能を有する工業系の重力落下式サンドブラストと比べてBLASTY1000ほどコストパフォーマンスが高い機械は他に存在しないという点にも、私たちは強い自負を抱いています。
どうぞこのBLASTY1000で、強力で快適なブラストを体感してください。

こんな用途におすすめ

剥離、プレス型のクリーニング、光沢処理、金属表面改質

こんなユーザーにおすすめ

バイクショップ、鈑金塗装、工業系塗装、看板製造業など

特徴とメリット

サンドブラストの不満はBLASTYが一挙に解決!

  • 想像以上に作業時間が掛かる……

    重力式だから研磨剤の噴射が効率的=吸い上げ式と同じ圧力でもガンガン剥離します!

  • キャビネット内部が粉じんで見えない……

    本体後部の集塵機がゴミやホコリを一網打尽=キャビネット内部はクリアで視界スッキリ!

  • 大物が入らない……

    ボックス扉タイプならキャビネット内幅が2000mm=大型バイク用フレームの取り回しもラクラク!

BLASTYシリーズ一覧

圧倒的なパワーで効率的なブラスト作業が可能。集塵機が一体となったコンパクトデザイン。
横幅2000mmの長尺ワークにも対応したボックス扉タイプもお選び頂けます。

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